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09月22日-06号

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  1. 宮代町議会 2022-09-22
    09月22日-06号


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    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  9月 定例会(第4回)          令和4年第4回宮代町議会定例会 第29日議事日程(第6号)                 令和4年9月22日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第2 議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第40号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4 議案第41号 令和3年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第42号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第7 議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について     ●議案の質疑、討論、採決日程第8 議案第45号 宮代町税条例等の一部を改正する条例について日程第9 議案第46号 職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第47号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第48号 埼玉東部消防組合の規約変更について日程第12 議案第49号 指定管理者の指定について日程第13 議案第51号 町の区域を新たに画することについて日程第14 議案第52号 町道路線の廃止について日程第15 議案第53号 町道路線の認定について     閉議出席議員(12名)   2番   西村茂久君       3番   金子正志君   4番   山下秋夫君       5番   丸藤栄一君   6番   丸山妙子君       7番   泉 伸一郎君   8番   角野由紀子君     10番   田島正徳君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(2名)   1番   小河原 正君      9番   塚村香織君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   代表監査委員  新祖 章君  総務課長    福田拓也君   企画財政課長  菅原隆行君  住民課長    草野公浩君   税務課長    門井義則君  町民生活課長  吉永吉正君   環境資源課長  伊東高幹君  福祉課長    宮野輝彦君   子育て支援課長 横内宏巳君  健康介護課長  井上正己君   産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          成田雅彦君           佐藤賢治君  教育推進課長  大場崇明君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      青木 豊  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(合川泰治君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 小河原議員、塚村議員におかれましては、本日欠席する旨の連絡を受けておりますので、ご報告いたします。 以上で、諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、7番、泉伸一郎議員、8番、角野由紀子議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第39号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第2、議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案のとおり認定されましたのでご報告申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 皆さん、おはようございます。議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 宮代町の2021年度一般会計決算の特徴は、新型コロナウイルス感染症拡大が2年目となり、町民の暮らしと営業は深刻な打撃を受けました。 2021年度一般会計歳入決算額は127億6,602万円で、前年度に比べ24億1,056万円の減となりました。歳出決算額は115億6,234万円で、前年度に比べ30億382万円の減となりました。歳入歳出差引額は12億368万円であります。そのうち、繰越明許費額が1億7,350万円、事故繰越繰越額が969万円となり、実質収支は10億2,049万円の黒字となりました。 私どもは、決算特別委員会の中で、住民こそ主人公という立場から、住民の目線でチェックし決算の分析を行ってきました。 まず初めに、当該決算年度において評価できる点は、第一に、教育支援センターの設置のための準備をしたこと、第二に、75歳以上の高齢者などにタクシー助成券を交付する高齢者等タクシー助成事業を開始したこと、第三に、時間はかかりましたが、小学校のトイレの洋式化、改修工事ができたことであります。 しかしながら、町政全般にわたって町民の立場から分析するならば、どうしても容認できない根本的な問題を指摘せざるを得ません。 以下、反対する理由を述べます。 まず第1に、新型コロナウイルス感染症対策では、公設宮代福祉医療センター六花において、町民の発熱外来が受診できる体制が初期段階から取れていないこと。 新型コロナウイルス感染症が広がり、9月21日現在、県発表によりますと、宮代町の新型コロナウイルス感染の陽性者は累計で4,121人となっております。決算年度の小学校、保育園、学童保育所の感染者発生状況は、子供の感染が小学校で63人、中学校で46人、保育園で9人、学童保育所で19人の合計で137人、職員は、小学校で4人、中学校で1人、保育園でゼロ人、学童保育所で2人の合計で7人となりました。 今、国民も町民も、新型コロナウイルス感染症の急拡大で不安と苦しみの中にあります。病気になっても必要な治療が受けられない、医療体制が壊れ、入院できず、自宅で療養している間に症状が悪化、重症化して死亡するという事態がマスコミを通じて目の当たりにしています。ですから、ワクチン接種に対する関心も高まっています。 ところが、新型コロナウイルス感染症対策では、公設宮代福祉医療センター六花において、町民の発熱外来が受診できる体制が初期段階から取れないまま、今日を迎えています。今、必要なことは、PCR検査の実施と公設宮代福祉医療センター六花での発熱外来が受診できる体制が急務であります。 第2に、小・中学校の統廃合は撤回すべきです。何よりも、議会での請願の採択の結果は尊重すべきです。 宮代町では、2016年3月に小中学校の適正配置と称し、小学校4校を3校に、中学校3校を1校に統廃合する計画を打ち出しました。将来見込まれる児童・生徒数の減少と学校施設の老朽化、建て替えに対応するためというのが理由でした。 しかし、町民から疑問や反対の声が大きくなり、2016年12月議会に4,032名を超える小・中学校の統廃合について慎重な取組を求める請願が賛成多数で採択されました。一旦は白紙状態に戻りました。 ところが、5年前の町長選挙で、現新井町長は住民の皆さんの声を大切にすると言いながら、一方で学校統廃合を再審議するとの公約を掲げて当選しました。そして、一昨年に審議会を設置し、昨年、2021年5月、教育委員会からの諮問事項を受け、審議会から町長へ検証の結果、現行の適正配置計画等に掲げられた内容は妥当であると答申をしました。 答申の概要ですが、ただし書で、小学校については、今後10年間は4校を維持するとともに6年後の令和9年度に改めて検討を実施し、省略しますが、必要に応じて再検討に着手することを望む。また、中学校1校を再編、統合するに当たっては、通学に関する子供たちの安全性を十分に確保することが必要であるとなっています。 宮代町では、このように小・中学校の統廃合ありきの答申が出されましたが、文部科学省は、学校規模の適正化や適正配置の具体的な検討については、行政が一方的に進める性格のものではないことは言うまでもありませんと指摘をしております。そして、学校教育の直接の受益者である児童・生徒の保護者や将来の受益者である就学前の子供の保護者の声を重視しつつ、地域住民の十分な理解と協力を得るなど、地域と共にある学校づくりの視点を踏まえた丁寧な議論を行うこと、基準を機械的に適用しないよう注意喚起をしています。 新井町長が住民の皆さんの声を大切にすると言った公約はどこへ行ったのでしょうか。私ども日本共産党議員団は、小・中学校の統廃合については、宮代町の将来を大きく左右する問題として住民同意が不可欠と考えます。そういう意味からも、請願の採択は重いものがあると考えます。 第3に、不登校、いじめの問題であります。 昨年に続き、第三者委員会を設置することとなった重大事態が発生した事実がありながら、現在調査中ということで答弁は差し控えると、そうした答弁を繰り返すだけであります。 2020年度一般会計の決算特別委員会での4日目の最後である教育費の全ての質疑が終わり、討論と採決の終了後に、教育委員会からいじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会設置についての報告がありました。 昨年の決算特別委員会では、もちろん不登校やいじめについての審議がありましたが、2021年度内に第三者委員会を設置することとなった重大事態がありながら、そのことについて一切触れることもなく何もなかったかのように不問にし、決算特別委員会が終わりました。 今回の決算特別委員会では、いじめ問題調査委員会の内容と結果について問うと、令和3年11月にいじめ問題調査委員会が設置され、関係者の調査は8回行われて終了し、報告書の取りまとめに4回行われている、それ以上は現在調査中ということで答弁は差し控えるとしました。 また、最終報告はいつ頃になるのかについては、夏休み中にはというようになっていたが、11月から12月の初め頃にはまとめられるということであります。しかし、それ以上は現在調査中ということで答弁は差し控えると、終始そうした答弁を繰り返すだけでした。 第4に、町民1人当たりの所得は313万円で県平均より36万円以上低いことであります。 暮らしと営業を温める施策を図るべきであります。 決算年度は新型コロナ感染症拡大2年目となり、市民の暮らしと営業は深刻な打撃を受けました。宮代町の町民1人当たりの所得は313万2,000円ですが、県平均は349万8,000円で県平均より36万円以上低いことが明らかになりました。法人分は、1法人当たりの納税額は令和2年度は約22万1,000円、令和3年度は約14万5,000円に減少しました。一方で、町の財政は、令和3年度決算では実質収支が10億2,049万円の黒字、財政調整基金は13億3万円、基金総額で23億1,016万円となりました。 新型コロナの影響で町民の暮らしと営業が深刻な状況のときに、町は予算を大幅に使い残すのではなく、暮らしと営業を温める施策を展開する必要があったのではないでしょうか。 第5に、今、ジェンダー平等を推進することが叫ばれる中、町役場の幹部職員に女性登用が進んでいません。 宮代町の職員数は、2022年4月1日現在222人、これは埼玉県に派遣している職員や久喜宮代衛生組合に派遣している職員を除いていますが、町職員に占める女性職員数は107人で48.2%です。 こうした中で特に町役場の幹部、管理職員に女性登用の比率は低く、決算年度では課長級が14人中ゼロ人、副課長級が17人中1人、5.9%、主幹級が25人中2人、8%という状況です。全体でも僅か5.4%であります。 また、町の審議会などに女性委員の登用比率を引き上げ、行政のジェンダー平等を推進するよう改善を求めます。これでは庁舎内で女性の声が反映されているとはいえないのではないでしょうか。女性がもっと社会進出すべきと言われる中、宮代町の女性幹部職員の比率は現在の3倍以上は必要です。 第6に、敬老会に参加できない高齢者に対しては、自治会や地域住民任せにしないで町が責任を持ってお祝いをすべきです。 そもそも、敬老会の趣旨とは何でしょうか。毎年、9月頃に開催される敬老会は、宮代町の発展に寄与された高齢者の方々に深く感謝し、その長寿を心からお祝いし、敬老思想と高齢者福祉の向上を図る、これが目的ではないでしょうか。 特に、敬老会に参加できない高齢者に対する工夫が必要ではないでしょうか。自治会や地域住民任せにしないで、町が責任を持ってお祝いをすることが求められています。 第7は、道路側溝清掃の問題です。 道路の側溝清掃は、強制ではないといえ、地域によっては、高齢化や蓋が重いなどの理由から側溝清掃が困難になっているところがあります。 特に市街地では、町外から引っ越してきた方から、以前住んでいたところでは行政でやっていたとのこと、下水道の負担を納めており、なぜ町でやらないのかという声です。 道路の側溝清掃については、町が責任を持って実施することを求めます。 第8は、子供を多く育てている家庭の経済的負担を軽減するために多子世帯学校給食補助事業を創設する措置を行うべきです。つまり、学校給食の無償化であります。 この事業は、学校給食について、第2子は半額に軽減し、第3子以降は全額無償にする制度です。 既に、近隣では、蓮田市、幸手市、春日部市、久喜市などで実施されております。宮代町でも一日も早い学校給食の無償化を求めます。 以上の点を指摘しまして、本決算に反対をいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) 土渕でございます。 賛成の立場で討論させていただきます。 第5次総合計画前期実行計画の初年度として、主に総務課所管において、新たにみんなが地域の特派員に制度を創設し、町の魅力の情報発信力を向上させ、人権、男女共同参画の分野では、正しい人権感覚を養うため、町民及び職員一人ひとりの人権意識を高めることを目的に、同和問題をはじめ、LGBTやDV等の人権諸問題に関する研修会を開催しました。 また、企画財政課所管において、指定管理者制度の推進として、民間企業等が持つ専門性やノウハウ、組織力により、住民サービスの向上や経費の削減を図ることが期待できる施設について指定管理者制度を導入し、令和3年度は、公設宮代福祉医療センター六花及びはらっパーク宮代について、指定管理者候補者選定委員会を開催しました。 また、便利バスの運行は新型コロナ対策を講じ、前年比38.5%増の5万6,000人の利用者数となりました。また、決算特別委員会の中でも便利バスの運行方法について多くの意見が交わされました。これらを捉えて、今後の宮代型便利バスの運行方法に期待をいたします。 産業観光課所管には、農地、調整担当及び農業振興担当では、宮東中島地区埼玉型圃場整備事業の実現に向けて、事業主体となる埼玉県に対し農業基盤整備調査の採択申請をし、新しい村管理者運営事業では、指定管理者2年目として、直売所の運営や収穫体験などの各種農業体験プログラム等の実施をし、また、地元商工業者に対し、新型コロナウイルス感染症予防対策事業補助金の交付、事業者、お店支援金の支給、PayPayキャンペーンの実施は高く評価いたします。 また、会計年度は別ですが、6月3日のひょう災害において、早期にクラウドファンディングを立ち上げ宮代町特別災害農作物生産者支援金を創設し、速やかな農業者に対する支援対策は高評価いたします。 健康介護課所管については、新型コロナウイルスワクチン接種において、近隣市町と比べスピーディかつスムーズな体制を町民に対して安心・安全を基本にした対策は、高い評価と捉えております。 以上のことから、私の賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 泉議員。
    ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。 令和3年度一般会計歳入の総額は127億6,602万9,000円で、前年度と比較して24億1,056万7,000円減、率にして15.9%の減となっています。 歳出の総額は115億6,234万2,000円で、前年度と比較して30億382万3,000円減、率にして20.6%の減となりました。 歳入歳出差引額は12億368万7,000円で、翌年度繰り越すべき財源の1億8,319万7,000円を差し引いた実質収支額は10億2,049万円となりました。 歳入については、国庫支出金が27億5,602万9,000円で、前年度比46.9%の減となっています。これは、令和2年度において、新型コロナウイルス感染症対策としての地方創生臨時交付金特別定額給付金給付事業により、国庫支出金が大幅に増額されていたものによるためです。 町税では、町民税、固定資産税及び都市計画税の減少などにより、前年度と比較して8,115万3,000円減の37億7,886万2,000円となりました。減にはなっているものの、令和2年度に次いで多くなっています。 また、町税の収納率も前年度比0.1%増の98.4%と高くなっており、職員の徴収への努力の表れであると思います。高く評価されるものです。 新型コロナウイルスの影響が長期化する中、税収確保の重要性はより高くなります。納税者の状況に応じて十分な配慮をしていただくとともに、引き続き効率的な徴収に努めていただきますようお願い申し上げます。 歳出については、大きいものでは民生費で、子育て世帯等臨時特別支援事業給付金住民税非課税世帯等臨時特別給付金の給付事業として47億7,014万5,000円がありました。新型コロナウイルス禍にあって、生活の苦しい方々への支援となりました。 令和2年度に増額となっていた総務費は、特別定額給付金の給付完了により14億6,039万2,000円となりました。 衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業の開始に伴い12億8,201万6,000円となりました。初めての試みとなる新型コロナウイルスワクチン接種事業ではありましたが、当町は近隣の自治体に比べて速やかな接種ができ、大変評価されるものであると思います。町長をはじめ、健康介護課、携われた職員、医療従事者に深く感謝申し上げます。 令和3年度は、第5次宮代町総合計画の前期実行計画のスタートになりました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、集会やセミナーの中止、さらに、事業の中止や計画変更になったものも少なくなかったと思います。 その中でも、実行計画を進められました東武動物公園西口周辺整備事業では、昨年9月に西口駅前に東武ストアと無印良品がオープンし、新たなにぎわいとなりましたが、県道春日部久喜線西口駅前広場へのアクセス道路となります都市計画道路中央通り線の交差点改良に支障となる箇所の用地買収が進みました。交差点改良は町民の安全を優先するためにも重要であると思います。 東武動物公園東口周辺整備事業では、関係地権者らとの用地交渉や用地買収が実施されました。東京2020オリンピック聖火リレーでは到着地点となりましたが、早く駅前広場が整備され、より安全で便利な駅前広場となるよう願います。 春日部久喜線、町道12号線では、用地交渉や用地買収が進められ、整備工事も促進されました。通行者の利便性が上がることを期待いたします。 道路維持管理事業においては、道路修繕工事実績として83件の道路舗装修繕工事が実施されました。今後とも、適切な維持管理により、道路機能の低下を抑制し、通学路の安全確保や地域住民の利便性の向上を促進していただきたいと思います。 橋梁維持管理事業では、橋梁点検が38橋、橋梁補修工事が2橋で実施されましたが、町民の安心・安全のため、さらなる道路橋の長寿命化修繕と適切な維持管理をお願いいたします。 交通安全対策事業では、道路照明と道路反射鏡、路面標示などで新設と修繕工事が実施されるとともに、通学路を中心に注意喚起看板が設置されました。私も町民の要望を届ける中、早急な対応をしていただきましたことを感謝いたします。今後も、安心・安全の確保に努めていただきたいと思います。 防犯活動事業では、青色回転灯を使用した防犯パトロールが99回実施されました。また、防犯灯は新設が21か所、修繕が46か所と数多く工事されています。LED型防犯灯になり、少ない電力で明るく照らされるのはありがたいことです。これからも、地区の要望にしっかり応えていただきたいと思います。 公害防止対策事業では、野外焼却や不法投棄などの通報への迅速な対応が取られました。定期的なパトロールも行われています。環境汚染の防止と環境美化のためにも大切であると思います。不法投棄の抑制と意識の啓発活動の強化に尽力していただくことを切に願います。 福祉交流館すてっぷ宮代が昨年5月に設立され、社会福祉協議会と協力して様々な活動への支援や連携を行い、地域福祉の充実が図られました。社会課題に対応したセミナーやイベントを開催し、フードドライブ事業も推進されました。福祉ボランティアとの連携や独り暮らし高齢者宅への歳末訪問活動などの事業が行われており、さらにはコロナ禍での生活困窮者の緊急小口資金や総合支援金の受付業務も実施されました。これは大変にありがたいことであると思います。 新型コロナウイルス感染症に対する経済対策では、商工業振興事業において、宮代町商工会と連携して事業個別相談会が193件行われ、商工業振興事業補助金商工業活性化事業補助金店舗住宅リフォーム事業補助金感染症予防対策事業費補助金など新型コロナウイルス感染拡大により収入減となった事業者への事業継続の支援が図られました。評価されるものと思います。 農業分野においては、農業従事者の高齢化や後継者不足が大きな課題となっています。農業生産基盤整備推進事業では、宮東中島地区圃場整備事業が進められています。地権者説明会が開催され、県との協議が行われていますが、着実な事業の推進をお願いいたします。 また、明日の農業担い手支援事業では、新たな就農希望者を受け入れるなど周知にも努力されています。宮代町農業次世代人材投資資金や「農」のあるまちづくり担い手支援対策事業補助金の交付など実施され、担い手の育成や確保を図っています。評価されるものです。 令和3年度から開始された高齢者等タクシー助成事業では、75歳以上の方や障がい者を対象としていますが、1,423名の登録があり、8,762回の利用となっています。高齢者にとってはとてもありがたいことであり、今後は、利用者の増加を鑑み、本格実施に向けて質の高いものになるよう期待いたします。 学童保育においては、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業及び子育て世帯への臨時特別給付金給付事業が実施され、手厚い支援が行われました。コロナ禍にあって大変ありがたいものでありました。 また、みやしろ保育園では、空調設備の更新とデッキの改修工事が行われ、国納保育園では、空調設備の設置と保育室内のトイレ床の張り替え工事などが実施されました。安全で快適な保育環境を維持することはとても大切なことであると思います。 教育関係では、GIGAスクール構想として、児童・生徒1人1台のタブレット端末が整備され、授業に取り入れられるなどデジタル化に向けた教育の向上が進められました。コロナ禍にあって登校制限などが発生する中、オンライン授業などに活用され、英語活動発表会をオンラインで開催するなどICT教育の推進は重要であることが証明されたと思います。今後も、児童・生徒の学習意欲を向上させ、豊かな心の育成を図っていただくことを期待いたします。 最後に、総務費の一般管理人件費において、超過勤務手当が大きく増加しておりますが、歳出の削減を進めるべく効率のよい勤務に努めていただくとともに、デジタル化のさらなる推進を図られますよう願います。 また、各種事業におかれましても、経費節減に努め、効率的な執行を進めていただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。 令和3年度は、歳入が合計127億6,602万9,450円、歳出が合計115億6,234万1,840円でございました。 各所に随所に不用額が見られましたが、それは新型コロナウイルスの影響と理解しております。幾つかの課によっては不用額が多いところがございますので、それは来年度しっかりと検討していただきたいと思います。 1番、コロナ対策は大変迅速で、特に集団接種はスムーズに、何回か集団接種も行いましたが、いつもスムーズに、そして、どの中にいらっしゃる方たちも皆さん感じよく、毎回感心しておりました。待ち時間も町内の桜の風景を流したり、大変リラックスでき、不安に思ってワクチンに行っている方々が安心して臨むことができました。 1つ、六花の対応についてでございますが、六花の規模において、状況においては、なかなか人数を増やすことはできないという答弁のようでございましたが、ここはしっかりと町の公設ということで対応をつなげていきたいと思います。 あと、特別委員会で大変感じたことでございます。まだ主幹級が2人、副課長級1人、管理職ということで少ない中ですが、質問に対しての答弁に、女性の主査級の答弁が非常に私は分かりやすくしっかりとした対応で、今回それを女性登用ということでしっかりと見させていただきました。それで、聞いていて思いましたが、今、主幹級が女性登用ゼロでございますが、しっかりと管理職の能力、しっかり持った人、職員に対しては主幹級、副課長への登用ということをしっかり考えていただける状況だなと思いました。 コロナ禍では人数制限ございまして、なかなか主査級の答弁はいただけませんでしたが、今回人数がちょっと増えまして、しっかりといただけたことで、やっぱり女性登用というのは本当に必要でありしっかりと力がついていると感じました。これからも、こういう機会をしっかりと推進していただきたいと思いました。 そして、4番目、これ、特別委員会で私が質問した環境資源課について、地元の質問をいたしました。そうしたら、四、五日後に対応をしてくださいました。 これは、私もびっくりしましたが、地域住民の声をしっかりと聞いて、たまたま私がそこで質問したことだったんですが、以前から町民生活課、今年から環境資源課に関わっておりましたが、しっかりとその役割を担当課分かれてもやってくださっている、町民の立場に立ってやっていただいているということがしっかりと分かりました。 あと、子育て支援課におきましては、保育園の本当に感染が広がる中、特別委員会の審議の中でも答弁いただきましたが、本当に配慮をされ、一人ひとりを見て大変な中でしっかりやっていただきました。これは、学校においても同じでございます。サポーターの登用などをしていただきまして、学校もしっかりと子供のことを第一に考えてやっていただいて大変評価しております。 ただ、残念なことが幾つかございます。20年かけてということで、適正配置の方針を出されました。説明会を開いていただいたことは大変ありがたく、そして評価しています。その中で、様々な意見が出ましたが、20年かけてやっていくということで、この町の発展性を考えてしっかり考えていただいたことなので、この20年かけてということはしっかりと守っていただきたいなと思いました。 そして、いじめ問題です。第三者委員会も立ち上がりましたが、このことについては学校の統廃合にも関係してございます。教育センター設立ができました。教育センターができたから不登校がなくなるものでもなく、一人ひとりの生き方に大事な部分がございます。しっかりと町民の意見を聞いて、しっかりと時間をかけて審議していただきたいと思います。 タクシー助成もしていただきまして、皆さん喜んでいらっしゃいますが、やはり助成数が少ない、今後検討していただくと思います。 全体的にしっかりと予算を使っていただいて、不用額も出ましたけれども、今後につながると思いまして、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をいたします。 これから申し上げる討論内容についてですが、これは、予算に対して町民の立場に立って適正執行されたか否かの判断を示すことになります。その視点で、決算全体について簡潔に申し上げます。 本案は、歳入総額が前年度比24億1,056万円減の127億6,602万円、歳出総額は前年度比30億382万円減の115億6,234万円、歳入歳出差引額12億368万円となっています。 これは、令和2年度国庫支出金の新型コロナウイルス初年度感染症対策、全町民1人当たり10万円の特定定額金38億8,880万円の影響が大であるということが明らかでございます。 年々、拡大を続ける新型コロナ収束が見えない状況下で、全体として決算を分析することは正確性を欠くと言わざるを得ません。とはいえ、第5次宮代町総合計画前期実行計画初年度に当たる令和3年度の33事業進捗状況については、おおむね達成されていると認定します。 しかし、各課所管の各種事業につきましては、幾つかの問題点を指摘したいと思います。 第1に、行政の姿勢についてであります。 行政は昔と違ってサービス業です。住民が満足できるサービス提供を常に念頭に置いて、業務に当たっていただきたい。 例を申し上げますと、宮代型デマンド交通事業。内容的には、便利バスが走る事業及びそれを補完する高齢者タクシー助成事業。 町は、令和3年、便利バスについて、交通行動調査及びアンケート調査を実施したということでありますが、対象者、回答数、調査内容に大変不備があり、また、高齢者等タクシーについては使い勝手が悪く、改善の声が既に届いているにもかかわらず、令和4年の実証を待つまでもなく、直ちに改善の手を打つ考えと実践を行うべきと考えます。 第2に、令和3年度歳出決算に示された不用額についてです。 令和3年度不用額は予算現額の5.45%、6億9,844万7,000円に上っています。 言うまでもなく、不用額は歳出予算現額から支出済歳出額及び翌年度への繰越額を控除した残額であり、予算の経済的効率的な執行や経費の節約努力によるもの、当初予算作成後の予見しがたい事情の変更等によることが要求されます。 過日の決算特別委員会でも、不用額の内訳及び理由について質疑がございましたが、明白でない事業が少なからずございました。 第3に、多くの事業で予算の流用が認められました。 節での流用であり問題はないとはいうものの、適正な予算執行の観点からは、当初予算編成時と状況が変わったことは理解できますが、特段の事情がない限り好ましいとは思えません。予算の見積りは、可能な限り精緻に行われ、適切に執行されることを望みます。 国、県、町の新型コロナ感染症対策が町の予算の編成執行に影響を及ぼしていること、そうした中でも、町が、令和3年度において、一部の事業を除き町民のために格段の努力をされてきたことを認め、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第39号 令和3年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第40号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第3、議案第40号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 議案第40号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案のとおり認定されましたのでご報告申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下秋夫です。 日本共産党議員団を代表して、議案第40号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 令和4年度に計画されていた税率等の見直しは据置きとなりましたが、本年度8月4日に、町長より町国民健康保険運営協議会宛てに、国民健康保険税率の見直しについての意見を求める諮問をいたしました。しかし、町民の収入が、1991年度の413万円から2021年度では313万円まで100万円も減収しているのが現状でございます。とても、保険料を値上げする状況ではありません。 市町村が運営する国民健康保険は、加入世帯の4割が年金生活者などの無職、3割が非正規労働者で、低所得者が多く加入する医療保険です。ところが、平均保険料は4人世帯の場合、同じ年収のサラリーマンの健康保険料の2倍となります。 全国知事会、全国市長会などは、加入者の所得が低い国保がほかの医療保険よりも保険料が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だとして、これを解決するため、公費投入、国庫負担を増やし、国保税を引き下げることを国に要望し続けております。 宮代町国保加入世帯の平均収入は、令和4年度で98万755円です。1か月8万1,729円です。国民年金の令和2年度末の全国平均額は年間67万6,296円で、1か月5万6,358円で、国民年金加入者の収入は町民平均所得の3分の1しかありません。 国保平均保険料は世帯平均1か月1万1,278円、加入者平均で7,573円です。これでは、保険税を差し引くと平均世帯1か月7万451円で生活をしなければなりません。国民年金加入者はそれ以下となります。生活保護世帯以下ではないでしょうか。 軽減世帯数も2,575世帯と加入全世帯数の52.9%で収納率も87.6%、1割以上の加入者が保険税を払えない状態です。保険税の負担はもう限界となっております。 日本共産党は1兆円の公費負担増で国保税を抜本的に引下げ、協会けんぽ並みに引き下げる提案をしております。生活困窮する人の国保税を免除し、その費用を国庫で補う国の税道をつくるようと呼びかけております。 しかし、政府は、これまでの市町村に分かれていた国保の財政を都道府県に集約する制度や保険料率の統一化の名の下で公費投入をやめさせる圧力を自治体にかけ、都道府県が定める国保運営方針の目的に繰入れ、解消を書き込ませる法律改悪まで強行、しかし、都道府県化されても、地方自治の本旨、自治体の条例制定権などを定めた憲法の下、自治体が独自の公費投入繰入れを続けることは可能となっております。 日本共産党は国保の都道府県化による保険税の引き上げには断固反対です。自治体を住民負担増、給付削減に駆り立てる仕組みを撤廃させるよう政府に強く申し上げ、この決算に反対の討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第40号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前10時57分 △再開 午前11時14分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議案第41号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第4、議案第41号 令和3年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 議案第41号 令和3年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案のとおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下秋夫です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第41号 令和3年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場より討論を行います。 コロナ危機は、日本の公的介護制度の弱点と矛盾を浮き彫りにしました。新型コロナ感染症の感染拡大を受け、訪問介護、訪問ヘルプや通所介護、デイサービスへ深刻な利用抑制が起こり、介護事業所が深刻な大幅な減収に見舞われております。宮代も同じです。 感染防護に向けた現場の必死の努力にもかかわらず、全国各地の介護、福祉施設でクラスターが発生し、多くの利用者、従事者が深刻な被害にさらされました。 2000年にスタートした介護保険制度は、今年、制度開始23年目となります。その期間はちょうど自公政権による社会保障費削減路線の20年と重なってしまいました。社会保障予算の漸増を毎年数値目標を決めて削減する政治の下、介護分野では介護報酬の連続削減、1割負担療養の2割、3割への引上げ、介護施設の食費、居住費の負担増、要支援の1、2の訪問、通所介護の保険給付はずし、要介護1、2の特養入所からの閉め出しなどの改悪が連打されてきました。その上、介護保険料の値上げです。宮代町介護保険料は、保険料を被保険者数と除算した場合、実質年、令和3年と比べ、年1,149円の値上げです。これでは介護の基盤が脆弱になることは当然でございます。 家族の介護のため仕事を辞める介護離職が年間、日本では10万人に上るとされ、介護を巡る問題は高齢者はもちろん、現役世代にとっても重大な不安要因となっております。高齢者の孤立死や孤独死、年間2万人に上り、介護を苦にした殺人や心中などの痛ましい事件も各地で起きています。 私たち日本共産党は、自助、自己責任や小さな政府の名の下で社会保障を切り捨てる新自由主義を終わらせ、ケアを支える政治へと転換するよう求めています。 自公政権が進める介護切捨ての改悪を中止し、撤回をし、現役世代も高齢者も安心できる公的介護制度にするよう求めます。 よって、介護保険特別会計決算に反対といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第41号 令和3年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第42号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第5、議案第42号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 議案第42号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案のとおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下秋夫です。 日本共産党議員団を代表して、議案第42号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について反対の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで、負担増と差別医療を押しつける稀代の悪法です。 高齢者の平均年金額は、令和2年度末で全国厚生年金受給者1,552万9,535人で平均額は14万6,145円、国民年金では、受給者3,290万3,946人で5万6,358円が実情であります。保険税は平均1か月6,120円となります。国民年金加入者は、1か月5万円の生活を強いられております。これでは、生活保護以下の生活になるのではないでしょうか。 2008年度の制度導入依頼、7回にわたる保険料の値上げが実施されました。高齢者の生活を圧迫する重大要因となっております。しかし、自公政権はこの間、2008年度にこの制度がスタートした際に導入した保険料の軽減措置を打ち切り、低所得者への大幅な保険料引上げが強行されました。 その上、今度は窓口負担2割への引上げです。こんな高齢者いじめは許せません。後期高齢者医療制度の保険料、窓口負担の引上げをやめさせ、差別制度廃止、元の老人保健制度に戻すよう強く要求します。 よって、反対の討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第42号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第43号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第6、議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり可決及び認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下秋夫です。 議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、反対の立場より討論を行います。 今、町民の収入は1991年度の413万円をピークに下がり続け、2021年度では313万円まで下がってしまいました。 2021年、令和3年度水道決算では、純利益が1億1,011万3,000円となり、決算後の各種積立金を含めた令和3年度貸借対照表を見ると、利益剰余金が2億3,772万5,073円、剰余金合計額が6億1,022万324円となりました。 水道事業には、私たち住民にとって安心して快適に利用できるよう、事業を進めなければならないと日本共産党は考えております。そのためには、事故がないよう日々の点検や交換や修理が必要と考えております。しかし、宮代町の基本料金計算は、20立方計算方式となっております。20立方以下の使用者は実際の利用料金以上の使用料を払うことになっております。日本共産党は、基本料金制度の見直しを求めます。 水道加入件数は、令和3年、2021年度で1万5,412件となっております。令和2年度の資料によると、基準内だけの使用者は13ミリと20ミリを合わせて4,488件と約3割となっております。 新型コロナで仕事がなくなった方や少なくなった方がたくさんいます。また、町民の収入も減っております。日本共産党は基本料金の見直しと利益を町民に還元することを強く求めます。 よって、水道決算に反対といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。 議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、賛成の立場で討論します。 令和3年度水道事業報告書の概況の中に、新たに経営指標に関する事項の記載が加わりました。経営の健全性や効率性、老朽化の状況など、客観的に分析するのには必須のものであり、このたびの掲載を評価いたします。 平成30年3月に策定した新水道ビジョンにおいて、「いのち輝く水、安全で快適なわたしたちの水道」を基本理念に掲げ、その達成に向け、持続、安全、強靱の観点から、各種事業に取り組んできています。 令和3年度道事業は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響下ではあったが、ステイホームや経済活動が動き出し、東武動物公園西口の商業施設の開店などもあり、事業収益の純利益は令和2年度比2,548万円増の1億1,011万円となっています。資本的収支では、令和3年度の予算どおり老朽管更新工事や浄水場、配水場の施設改修工事、配水池用の用地取得もできました。漏水調査を地区ごとでなく、全町的に実施するようにし、漏水箇所早期発見したことを評価します。有収率の向上となるようお願いいたします。 経営状況としては、経常収支比率は平均値は上回っていますが、今後の施設更新を考慮しますと、財政状況に大きな余裕があるわけではありません。 町民生活に欠かすことのできないライフラインの水道です。持続、安全、強靱を目標に効果的、効率的な水道施設の運用、安全で良質な水を安定して供給、水道施設の老朽化対策や耐震化対策の基本的方針を確実に進めていただくようお願いして賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第43号 令和3年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定されました。--------------------------------------- △議案第44号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第7、議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 川野武志君登壇〕 ◆決算特別委員長(川野武志君) 決算特別委員会委員長の川野でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり可決及び認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下秋夫です。 議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、反対の立場より討論を行います。 下水道は人が生活する上で欠かすことのできない設備となっております。町民の収入も1991年度より2021年度は100万円も減収しております。下水道会計は、令和2年度、2021年より企業会計となりました。宮代町が利用している埼玉県中川流域下水道管理運営負担金も令和2年度で1億1,000万円、令和3年度1億800万円となっております。宮代町も他会計負担金と補助金などを合わせて1億6,422万9,000円となっていますが、企業会計になると独立採算ですから、町税の助成金をゼロにした場合、1人当たり6,395円、1世帯当たり1万5,219円の利用料は増額となります。そのほか、国や県からの助成金もあります。下水道事業は、多くの投資をしなければできない事業です。このため、一般財源を投入しなければならず、利益をもたらす事業ではありません。企業会計による独立採算制では、計り知れないほど利用料金の負担増となることは、誰の目でも明らかではないでしょうか。 公共下水道事業は、公共の衛生を保つためにも必要な重要な事業です。埼玉県の努力、宮代町の努力、そして何よりも町民の協力があって下水道事業は行われます。 反対の主な理由です。最初に述べたとおり、企業会計でございます。独立採算が原則で、将来町民負担が重くなり、下水道事業に悪影響を与えます。また、消費税10%で町民の負担増は重く耐えられなくなってきているのが現状です。 一般会計より繰入れの増額を求め、町民の負担を軽くするべきです。 よって、反対の討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。 議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、賛成の立場で討論します。 宮代町下水道事業は、令和2年4月から地方公営企業法を適用した事業となりました。令和3年からは地方公営企業法の趣旨である企業として、効率的経営、経済性の確保を図りつつ、環境変化に対応した柔軟な事業運営や継続的なサービス提供のための経営基盤の強化を基本として取りまとめている予算との説明がありました。 そして、令和4年から令和13年度を計画期間とした下水道経営戦略が策定されました。投資・財源試算は、おおむね30年間として、投資計画では法定耐用年数で更新費用は414億円に対し、適切な維持管理を行うことで、法定耐用年数の1.5倍で更新すると30億円となります。財政計画では、一般会計からの補助金は、公共下水道で年間6,000万円から8,000万円、農業集落排水では1,500万円程度で、下水道使用料の現状維持が見込めるともあります。公共下水道の今後の経営効率化の指標として、収益的収支比率を現状の70%から令和13年度には90%を目標に掲げています。 下水道経営は、経費回収率が大幅に低く大変厳しい状況ですが、この経営戦略にのっとって着実に改善へと向かうことを期待したいと思います。 以上で賛成討論を終了します。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第44号 令和3年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定されました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時38分 △再開 午前11時39分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第45号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第8、議案第45号 宮代町税条例等の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番の丸藤でございます。 2点についてご質問させていただきます。 まず、附則第7条の3の2の住宅借入金等特別税額控除の延長、つまり、住宅ローンの関係なんですけれども、これについてはご説明でもあったように、この措置による個人町民税の減収分は、地方特例交付金で全額国費で補填されるということなんですけれども、これはどれくらいの金額になるんでしょうか。分かりましたらご説明をお願いしたいと思います。 それと、2点目は第33条の関係で、上場株式等の配当所得等に係る課税方式の見直しということなんですけれども、これは、個人住民税の課税方式について所得税と一致させるということなんですけれども、これについてはどれくらい対象者がいるのか、分かりましたらご説明願いたいと思います。これは申告の関係もあるんですけれども、町の税務課で把握している人数が分かればお示し願いたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時41分 △再開 午前11時41分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(門井義則君) 丸藤議員のご質問に順次お答えさせていただきます。 住宅ローン減税、このたびの税制改正によりまして、4年間延長となるわけですけれども、令和4年度における住宅借入金と特別税額控除適用対象者については943人で、控除の総額は4,241万円でございました。こちらの分全てが今後の地方特例交付金によって補填される、そのような仕組みとなっております。 2点目の所得税に個人住民税の課税方式を一致させるという配当所得等の課税方式でございますけれども、こちらにつきまして、配当所得につきましては、源泉分離課税という方式もございまして、いわゆる配当を受けた時点で、所得税や地方税がもう既に引かれてしまっていると、それで課税自体完結ということになりますので、そこでの深刻な義務は必要ないんですけれども、メリット等考慮した上であえて申告される方もいらっしゃいます。町に申告された方の数、こちら配当所得に係る納税義務者数は、令和4年度、3年中の所得に対してということになりますが194人。合わせて上場株式の譲渡、こちらに係る納税義務者は61人、以上の方が町の申告をした数字でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時45分 △再開 午前11時45分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 再質問させていただきます。 5番の丸藤でございます。 最初の住宅ローンの関係について、これは令和4年度についてはということで、4,241万円ということなんですが、これは4年間なんですけれども、4年間でどれくらいになるんですか。単純ではないですよね。掛ける4ではないと思うんですけれども。その点で、分かりましたらお示し願いたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(門井義則君) お答え申し上げます。 先ほど、令和4年度の実績ということで、4,241万円という数字、お答えさせていただきましたけれども、対象者が943人で、1人当たりに直しますと4万4,973円で、最高額が限度額が9万7,500円、この9万7,500円に下がることはあるんですけれども、そこまで、県民税と合わせても上限超えている方というのは多くないということもありまして、これから10年先、そこからの4年間について、住宅ローンを利用する住宅取得者の数が大きく変動しない状況でありますれば、年間大体100人程度の新規の対象者が増えてくるというところから推計しますと、11年目以降については、先ほどの4,241万円の1割、420万円、それが4年間というところで、単年ですと四百四、五十万円という数字になりますけれども、そこが10年目過ぎた4年間、町の減収と合わせて地方特例交付金の補填額というところで試算できるものと捉えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第45号 宮代町税条例等の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第46号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第9、議案第46号 職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 まず、職員の育児休業の取得状況なんですが、どのようになっていますか。 また、男性職員の取得状況についても併せてお願いしたいと思います。 今回、この条例改正なんですけれども、特に取得率の目標だとかそういった点では持つのかどうか、その点についてもお尋ねしたいと思います。 それから、会計年度任用職員の利用についてはどのようになるのか、その点についてもお尋ねしたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 順番にお答え申し上げます。 まず、1点目の育児休業の取得状況についてです。 育児休業の対象となる、まず出産した女性職員ですけれども、令和元年度が5名、令和2年度が1名、令和3年度が4名おりました。それぞれ全員が育児休業を取得しておりますので、各年度とも取得率は100%ということになります。 一方、男性職員ですけれども、育児休業の対象となる子の出生があった男性職員ですが、令和元年度はゼロ名、令和2年度は5名、令和3年度はゼロ名、このうち子供が生まれた職員がいた令和2年度のうち育児休業を取得した職員はゼロ名でして、取得率はゼロ%となっております。特に男性職員の育児休業の取得実績が少ないことから今年度、子の出生があった男性職員に対しまして、制度の周知ですとか、面談の実施、育児休業取得の積極的な呼びかけというものを行っておりまして、9月1日現在、対象者の3名中2名が育児休業を取得している状況でございます。 2点目のご質問で、育児休業の取得率の目標ということですけれども、令和2年度の地方公務員全体の育児休業取得率のほうが13.2%となっておりまして、国家公務員の29%よりも低いため、総務大臣から各市町村長に対して育休を取得しやすい職場づくりの呼びかけというものがなされております。 当町におきましては、女性活躍法に基づく特定事業主行動計画及び第3次男女共同参画プランにおきまして、女性については目標100%なんですが、男性の育児休業取得率の目標としては30%を掲げております。 この達成に向けまして、先ほども答弁いたしましたが、職員向けポータルに仕事と育児のための両立の手引きですとか、各種様式を掲載して閲覧できるようにしているほか、出産予定が分かった職員に対して育児休業の取得意向の確認の面談を行っているところでございます。 3点目、会計年度の育児休業制度の利用についてなんですけれども、今回の条例改正で、非常勤職員の育児休業制度の改正を行いまして、これは会計年度任用職員を対象としているものです。 まず、育児休業を取得できる非常勤職員の要件としましては、子が1歳6か月になる日までに任期満了や採用されないということが明らかでないというふうに定められておりまして、1歳6か月になっても勤務継続しているということが要件でございます。 今回の改正におきましては、出生後57日以内の産後パパ育休の取得につきまして、子の出生後57日と6か月経過日まで勤務していれば取得可能というふうに改正をいたします。これによって任期の短い会計年度任用職員であっても、産後直後のパパ育休というものを取得しやすくするというものです。 また、会計年度任用職員の育児休業の期間ですけれども、原則1歳に達するまでというふうに制限がございます。特に必要と認められる場合は1歳到達後に期間を延長し、1歳6か月まで、さらに延長し2歳まで取得することが可能です。現行では、この延長の場合の開始日というのが1歳と1歳6か月のそれぞれ到達日の翌日というふうに限定がされているところです。 今回の改正におきまして、育児休業の開始日の要件を緩和して、配偶者が育児休業をしている期間の途中からも取得可能というふうに変更いたします。これによって夫婦交代での育児休業取得が可能というふうになるものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 5番の丸藤でございます。 再質問させていただきます。 育児休業の男女の取得状況は分かりました。なかなか男性のほうは取得が対象者がいてもこれまでは、令和2年5人いてもゼロということで、残念な結果なんですけれども、これから取得率の目標を30%というふうに先ほどお答えされました。この対策として、周知とか面談等していくということで、また、したということなんですけれども、実際、3名中2名ということで66%、これは何か理由とか取得できないそういったものがあったのかどうか、答えられる範囲でお願いしたいと思います。 それと、もう一点は、会計年度任用職員の利用の関係なんですけれども、このとおり要件を緩和されているんですけれども、実際、会計年度任用職員といってもいろいろありますよね。ですから、そういう意味では大変だというか、これに合致しない方もいるかと思うんですけれども、実際、利用の実効性といいますか、そういった点ではどのようになりますか。その点お尋ねをしたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) ここで休憩いたします。 再開は午後1時といたします。 △休憩 午前11時59分
    △再開 午後0時59分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 質問にお答えさせていただきます。 まず1点目、男性職員の育児休業の取得が進まない理由でございますけれども、子供が生まれた男性職員に対して行いました意向確認の面談の中でも、業務のほうに穴が空いて周囲に迷惑をかけるというようなちょっと声があることは把握をしております。 統計調査のほうなんですけれども、人事院の行った調査によりますと、育児休業を取得したいと考えている男性職員のうち、実際には取得できない理由ということで、まず一番大きな理由が収入が減少してしまうから、これが37.4%、その次に業務が忙しいから、31.4%というふうになっておりまして、約3割が業務面での懸念を挙げているところです。町としましては、一時的な業務配分の見直しですとか、業務を代替する任期付き職員の採用、また、上司や周囲の同僚に対して啓発を行うなど職場全体で育児休業の取得を後押しする雰囲気の醸成に努めてまいりたいというふうに考えております。 ご質問の2点目、会計年度任用職員で、今回の改正で含まれない、漏れてしまう人もいるのではないかというご質問かと思います。 まず、会計年度任用職員につきましては、要件としまして、子供が1歳6か月になる日までに任期満了、採用されないことが明らかでないというような要件がありますけれども、仮にこれ任期満了をしたとしても継続勤務の意思がある場合は取得可能というふうな取扱いとしております。また、法律のほうで妊娠出産ですとか、育児休業を取得するという申出をしたことにより不利益な取扱いということをしてはならないという規定があります。法律ですとか条例に定める要件に該当する限りにおいてというふうにはなりますけれども、職員の勤務の希望に応じて育児をサポートするように町としては配慮していきたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 前段者の質問と重なる部分あるんですけれども、今まで男性職員の育児休業を取っていないんですが、これから今、答弁の中で業務面とかしっかり考えていくということですが、意識の改革というのがすごく大事だと思うんですね。それで、この条例をつくるに当たって、その意識って迷惑をかけているとかそこはとても大きく取得できないと思いますので、その辺のあたりどう考えているのかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、職員一人ひとりが子供が生まれた男性職員の育児に参加することをサポートするということで、意識の改革というのは必要かというふうには承知しております。 町としましても、積極的な呼びかけを行うことによって、そういった取りにくいという雰囲気については解消してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 サポートしていただくということなんですが、女性が育児をするのは当たり前みたいな感じなんですけれども、子育てというのは男親も、母親みんなが関わるものということで、民間ではこの育休取るとちょっと補助制度があったりとかあるんですけれども、公務員の場合はそういうものがありませんけれども、周りの意識、本当に取ってもいいというのが女性は当たり前じゃなくて男性も親として取るのが自然という考えを本人及び周りの職員の皆さんが持つことが大事だと思うんです。そのあたりもう1回お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、育児休業、子供が生まれたら育児休業を取るのは当然といえるほどそのような意識を持てるまで、ちょっと職員のほうには周知を続けてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第46号 職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第47号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第10、議案第47号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第47号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第48号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第11、議案第48号 埼玉東部消防組合の規約変更についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 5番、議員の丸藤でございます。 1点だけお伺いします。 直近前3年平均の普通地方交付税に関わる消防費基準財政需要額の割合ということで、より具体的になるのかなというふうには思うんですけれども、これは、消防費基準財政需要額の割合というと何が対象になるのか、その点だけお示しいただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答えさせていただきます。 基準財政需要額の消防費の算出でございますが、基礎となりますのは、市町の人口が基礎となります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) そうしましたら、実際、救急車が搬送するとか、消防車が出動するとか、そういった実績は関係ないと。あくまでも人口割ということで確認してよろしいですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 基準財政需要額の消防費の算出でございますが、基礎となりますのは、市町村の人口でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 そうしますと今までも人口が基礎だと思うんですけれども、あえてこういうふうにしたというのはそういうふうになってなかったというのも考えられるんですけれども、その点と、私は人口が基礎だから基準財政需要額というのは、近々の3年というけれどこれは大きくは変わらないと思うんですけれども、その辺の状況はどうなんでしょうか。最後に伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答えいたします。 組合の市町の負担金でございますが、変更前、現行は広域化する前の市町が単独で消防事務を行っていたときの決算額を基準に負担金を算出してございます。今回、変更に当たりまして、より公平性の高い基礎ということで市町の人口を基礎数値として持ってくるという変更になります。 それから、基準財政需要額でございますが、ご指摘のとおり直近3年の平均ということになりますが、大きな変化というものは、やはり多少差は出るんですけれども、大きな変化はございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第48号 埼玉東部消防組合の規約変更についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第12、議案第49号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 まず、指定管理者の指定の関係なんですが、この申請団体がミズノとアシックスグループということなんですけれども、アシックスもこれはスポーツ関係での大手ですよね。ですから、そんなに変わりはないと思うんですけれども、実際、評価も2.0ですよ、100点満点で。この違いというのは、選定理由にも書いてありますけれども、どんなこの2点の評価ですよね、どういうふうに分かれているのか、その点お伺いしたいのと、それからこれに限らず、公設宮代医療センターについても、10年になっています。10年というのは、指定管理者、指定されたほうは恐らく期間が長いからいろんな面でやりやすいメリットもあるんでしょうけれども、もう一方ではどうなんでしょうか、10年間競争がなくなるという、そういうデメリットもあると思うんですけれども、最近指定管理は10年というふうになってきているんですけれども、その辺の考え方について改めてお伺いします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 丸藤議員のご質疑についてお答え申し上げます。 まず、1点目でございますが、申請団体であるミズノと団体アシックスの評価の違いは何なのかというご質問にお答え申し上げます。 今回、指定管理期間を10年間とさせていただきまして、ミズノとアシックス、とてもよい提案をいただけたというふうに考えております。結果につきましては、選定委員会の委員の評価の積み上げでございますので、ミズノが優れている点、アシックスが優れている点それぞれございました。それを評価として積み上げた結果、ミズノが総合的に優れていたという結果になったものでございます。 それと、10年間の指定管理を導入するに当たっての考え方についてのご質疑でございます。 まず、10年間にするというに当たりましては、令和3年4月に、宮代町におきましては、宮代町の公の施設の指定管理者制度に関する指針を改定いたしまして、10年以内とすることができるというふうになったところでございます。 指定管理期間を10年とすることによりまして、長期的に安定的な運営ができるということで、これは指定管理者及びサービスを享受する利用者、町民にとってもメリットがあるというふうに考えてございます。 特に、スポーツの振興の場合につきましては、継続的な取組が必要でございまして、事業実施段階においての計画が非常に立てやすくなるというふうに考えてございます。また、町としての視点といたしましては、何よりも町民や利用者の皆様のサービスの向上を目指すという観点でございまして、ぐるる宮代総合運動公園につきましては、老朽化した施設に関する運営と両立をさせていくことが必要になってきます。10年という期間の中で事業の採算性を確保しつつ設備の改善を図ることによりまして、利用者の皆様の増加、利用者の皆様の満足の向上、強いては町のスポーツ振興につなげていくために10年間の公募とさせていただいたところでございます。 デメリットというようなお話でございますが、ご指摘のとおり、10年間指定管理者が固定化されるのではないかというようなご懸念もあるというふうに思っておりますけれども、ぐるる宮代につきましては、過去指定管理を行ってきましたけれども、指定管理を行う前の平成19年度の利用者数というのは16万2,000人でございましたけれども、指定管理者制度導入後、順調に利用者数についても増加をしておりまして、コロナ禍前にはなりますけれども、令和元年度には21万9,000人というふうに35%、利用者も増加をしております。これは指定管理者のノウハウを生かした運営があってからのこそというふうに考えておりますので、ご理解をいただければというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席番号5番の丸藤でございます。 今回の指定管理に指定されたミズノグループとアシックスの評価が2点差ですよね。これは選定委員会の積み上げだということなんですけれども、非常に2点ですから、100点満点の2点ですから非常に微妙だと思うんですけれども。結果的にはこういう点数だったってということなんですけれども、評価はすみません、どうだったのかということで、かなり分かれた面、先ほどもミズノのいいところ、それからアシックスのいいところもそれぞれ出たということなんですけれども、そういう意味では選定するほうも大変かと思うんですけれども、そういう意味ではどうなんでしょう。総合点ではこういうふうになっているけれども、個々の評価ではミズノグループに評価を高くした方、アシックスグループに評価を高くした、これは全員が僅差で全部こういうふうになったと思えないんですけれども、そういった状況ではどうだったのか、その点だけお尋ねします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 2点差ということで、かなり競った内容であっったという点につきましては、先ほど答弁をさせていただきましたが、様々な観点からそれぞれの選定委員が評価をいたしまして、その積み上げということでご説明をさせていただいたところでございます。 その内容といたしましては、その積み上げが終わった後に指定管理者の選定委員会の委員の中でも協議を行っております。その協議の中で様々な意見がございましたけれども、その中でアシックスさんのほうにつきましては、町民の大運動会を提案したりですとか、新しい取組あるいはマルシェみたいなものを提案したりというようなスポーツ施設をもう少し幅広く捉えた提案というのがございました。一方でミズノのほうにつきまいては、そうした観点もございますけれども、やはり利用者のサービス向上という観点で、例えば会議室を空いている時間をフィットネスに使えるように改造したりですとか、設備の充実、そういったような提案がございました。 そうした中で共通しているのは、オンラインによる予約システムを導入して効率化を図りたいというそういうような共通したご提案もいただいたところでございます。こうした提案を踏まえて8人の選定委員さんのほうでそれぞれ評価をさせていただきまして、最終的にミズノのほうが優れているというふうに判断した方が4名、アシックスのほうに優れていると判断した方が3名、同程度の内容であったというふうに同点で判断した方が1名というような内容でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 1点お聞きいたします。 確認のようになると思うんですけれども、指定管理をお願いしているときに、総合公園、体育館、400メートルトラック、野球場、テニスコート、いろいろあるんですけれども、そういう施設だけなのか、どこまで指定管理をしているか、ちょっと確認でお聞きします。なぜかと言いますと、子供の遊ぶ広場があのままの状態なんですけれども、利用者にとっては全部ミズノが管理しているということにも見受けられるんですね。それで自動販売機とかどこまでが樹木の剪定、ちょっとそのあたりはっきりとご答弁お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 宮代町の総合運動公園については、いわゆる有料施設である体育館ですとか、野球場ですとかそういったものは管理しているというのが非常に分かりやすいと思うんですけれども、あくまで今回、管理をお願いするのは全ての施設でございますので、園路ですとかそういったものを含めて、すべて東京ドーム2個分ぐらいある11ヘクタール全てを今回指定管理でお願いするということになってございます。 また、先ほどご質疑の中でもちびっこ広場の関係ですとかそういったようなお話もございましたけれども、その辺についても当然ミズノさんのほうで管理をしていただきますけれども、今回の提案では、イベントなどをそこを通じて行っていきたいというようなご提案をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 全てということで、分かりました。 まちづくり建設課の管轄であるはらっパークですね、あちらのほうは提案とかはあって、多分今年4年度、まだできてないと思いますけれども、1種目できることも聞いておりましたので、何か提案がミズノとしてあるのかなというのと、やはり利用者がちょっと遊ぶ、一緒に連れていく子を遊ばせる場所がない、やっぱり行ったときに小さな幼児の遊ぶ場所がないというのはやっぱり若い保護者の方にお話聞くことがあったので、そのあたりの提案とはもしかしたらこの2点の差とか、中にあるかなと思ってお聞きしました。先ほど申しましたけれども自動販売機とか、やはり今ここのところ窃盗みたいなもの、報告がないので、ないとは思うんですけれども、そのあたりの管理というんですか、そういうことも含めてもう1回お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 総合運動公園は有料施設だけではなくて、様々な、何の目的がない方が行っても利用できるような施設なので、その辺を考えた提案があったのかというようなご質疑だというふうに思います。 今回、具体的にそこの部分で提案をいただいたのはミズノのほうが具体的ではあったんですけれども、アスレチック広場というところがあるんですけれども、そことちびっこ広場を一体的に活用したイベントですとか、あとはアスレチック広場を自由広場というように少し名称を変更して、ミズノグループの独自のメニューによる安全なスポーツ用具などを設置いたしまして、自由に遊べる環境づくりというようなものを行っていきたいというような提案がありましたので、有料施設以外に利用する、一つの空間づくりという点でも、今回ミズノのほうからは具体的な提案をいただいているというところでございます。 それと自動販売機につきましては、こちらについては盗難が以前も何度か発生をしていたということはあったんですけれども、今、巡回なども徹底をしておりまして、壊されたりというようなことは何年間かに1回程度はあるようですけれども、頻繁に治安に影響するような大きなことというのは起こっていないというふうに承知をしております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 議席2番、西村でございます。 3点、お願いします。 まず、第1点はミズノはこれまで指定管理者として何年継続してやられてきましたか。 2点目として、委員構成の中で、施設利用の代表者1名、公募の市民2名となっていますけれども、施設利用の代表者1名というのを委員の中に入れるのはこれまでもやってこられたんでしょうか、あるいは初めてなんでしょうか。 それから3点目は、評価の集計結果ですけれども、大体どのAからF、Gまでの方々もそんなに点差は開いていないにもかかわらず、この中でGという方がかなり点数が開いているわけで、これがかなり影響をしたのかなと。もっともバーセンでありますけれども、最高と最低は外すということをやっていらっしゃいますけれども、それを除いた上でもなおかつ同じ人が、これだけ開いているというのはどういうことなんでしょうか。 以上、3点お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 私からは、1点目のご質疑でございます。ミズノが何年これまで指定管理やってきているのかという点についてお答え申し上げます。 今般の、来年の3月31日までを務め上げましたら15年ということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 選定委員の中に、今回3号委員ということで、施設利用の代表者を加えさせていただいております。もともと要綱の中には加えることできたんですけれども、前回については、こちらは5年前については入れておりません。今回、やはり10年になったということもございますので、より幅広い意見を聴かせていただきたいということでこの3号委員についても採用をさせていただいたところです。 また、続きまして、委員の中で点数の差が大きい委員がいらっしゃるということで、確かにそのとおりでございます。こちら、先ほど西村議員からもお話いただきましたとおり、仮に悪意があったと想定された場合があるため、一番上の点数それから一番下の点数についてはカットする方式というものを取らせていただいております。この委員の意見の中身について細かくちょっとお話するわけにもいかないんですけれども、やはり議論をする中ではこの委員に関してはミズノさんの実績あるいは信用性といったところで加点が多かったとそういうふうに話をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 西村です。 選定過程で、ちょっと煙たいものがどうも感じられていたわけですけれども、質問しますけれども、施設利用の代表者というのは誰それじゃなくて、どういう方なんでしょうか。こういう何か施設利用を束ねた何か組織の代表者なのか、その点についてお尋ねをします。 これまで2点目、15年経過しているわけですよね、指定管理者で。前回のときには施設利用は入っていなかったと、代表者。今回入れてこういう結果が出ているわけですけれども、普通常識的に考えますとその施設をずっと利用されている方が施設利用ということでしょうから、そうするとどうしてもこれまでの指定管理者に愛着を感じるというか、また続いてやって欲しいというそういうお気持ちも必ず出てくると思うので、この施設利用の代表者というのがどういうものかというのと施設利用の代表者を今後入れるかどうかについてお伺いします。 第1問目でお尋ねしたとおり、この79と67点と12点の開きは、ちょっと普通の評価をする側としては異常かなというふうに思いますが、こちらの2点についてお尋ねします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) 今回の3号委員につきましては、施設利用の代表者ということで宮代町のスポーツ少年団の代表本部長に参加をしていただいているところでございます。 また、点数の差ということでございますが、あくまで選定委員会につきましては合議制、協議制になってございますので、点数も確かに大事ではございますが、こういったこともありますので、最終的に全員でなぜ自分がこちらのほうがいいと思ったのか、なぜ自分はこの部分は駄目だと思ったのかとそういったものを1人ずつ発表していただいて、その中で点数が変わることもあれば意見が変わることもあるというふうに十分に考えております。そういった協議の上で、今回につきましてはやはりミズノのほうが総合的に上回っていたと、全体としてそういう判断をさせていただいたというところでございます。 なお、今後につきましても、町といたしましてもそういった協議性、結果的には協議を行いますものですからなるべく多くの方からの意見を聴きたいと、特にこの施設利用の代表者に関しましては、いい面だけではなくて、確かに見方によれば情が移るという言い方もできるかもしれないですけれども、逆の見方をすれば悪いところもたくさん分かっていると。そうしたときに新しいほうの提案がよりよければそちらを採用することも十分考えられるというふうに町としては判断しております。 そうしたことも踏まえまして、機会を設けてなるべく幅広く意見を聴く機会というのはつくっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) お話は分かりました。 ただ、この指定管理者を選考する場合にやはり気をつけていただきたいのは、どうしても今はご答弁で否定はされていますけれども、それは表向きであって、実際は本当にそうなのかということも分からないと思います。これに今回の指定管理者にミズノを指定されたということを否定するわけではありません。丁寧な各人がどういう評価をしたかということも話の一つ、話というか評価の一つとしてされているということについては評価します。 ただ、今後この団体の名前別に言われなくてもよかったんですけれども、ある意味利害関係者はこういうのから外すべきだと思います。ということを申し上げて終わります。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第49号 指定管理者の指定について賛成の立場で討論いたします。 ミズノグループについて、指定管理されてから15年がたち、集客数は非常に伸びました。それによってそこに行く人の人数も多くなりました。 選定理由の中に今後の事業展開に期待できるとなっております。これ、もう1社のアシックスグループに関してもかなりいい案が出ていたかと思います。しかし、今までやってきたミズノグループが今後10年間という長い期間をしっかりと長期的に集客や町民のためにスポーツそして施設を使わない町民、コロナ禍で散歩そしてリハビリ、憩いの場、いろんな方が以前に比べて利用されるようになりました。そのような子供から高齢者まで気楽に使えるような、誰もが使えるようなものに持っていかれることを願って賛成の討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第49号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第51号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第13、議案第51号 町の区域を新たに画することについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第51号 町の区域を新たに画することについての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第14、議案第52号 町道路線の廃止についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第52号 町道路線の廃止についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第15、議案第53号 町道路線の認定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 金子議員。 ◆3番(金子正志君) この町道路線のところに宮代から杉戸に向かう都市計画道路の線が1本あったと思うんですけれども、その都市計画道路の用地は確保してあるんですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 今回、町道認定する開発の区域に係る都市計画道路の件なんでございますが、都市計画道路の新河原橋通り線というものがこの区域にかかります。この開発区域のちょうど北側というんですか、にかかりまして、実際に今回開発する予定の家屋6軒程度が都市計画道路にかかる区域に入っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) ということは、都市計画道路が事業決定したらその6軒は立ち退いてもらうということなんでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 都市計画道路新河原橋通り線は、現段階ではまだ整備予定が決まっておりませんので、都市計画法の第53条第1項の規定による許可の申請があった場合は3階以下で地階を有しないこと、あとは構造物的には木造、鉄骨造、コンクリートブロック造、その他これらに類する構造であることを条件に建築の許可を行うことができます。 また、計画線上、開発区域から除くようにするには、その土地を先行取得しなければなりません。事業化が決定していない段階での先行取得は、取得後は除草等の管理を伴いますし、接道のない土地についてもそういうのも出てしまう、そうなると管理もできなくなってしまいます。いわゆる塩漬けの土地というんですかね。このようなことからその時点で事業着手が予定されていない都市計画道路につきましては、塩漬けの土地を増やさないためにも用地の先行取得は行わないで、近々事業化となる予定がある土地に限り、公有地の拡大の推進に関する法律、いわゆる公拡法というものに基づき取得する考え、都市計画道路の整備についてはそのような考えでおります。 本件につきましては、まだ計画段階ではございませんので、現時点で事業着手の予定がないことから都市計画法の第53条の規定により、開発を認めるものでございまして、この新河原橋通り線が事業着手をする際には、立ち退いていただくことになります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 土地が随分久しぶりに値上がりしだしました。町も土地開発公社があるんですから、杉戸と宮代を結ぶ線、やる気があるんでしたら先行取得すべきだったと思います。 以上です。
    ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第53号 町道路線の認定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後1時47分...